「左手デバイスって何?」
「どんなもので一体なにができるの?」
まず何より最初に一言わせてください。
パソコンでイラスト制作をしているなら左手デバイスは絶対に買うべきです!
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左手デバイスでできること
- 作業効率の圧倒的改善
これに尽きます。
無駄な時間は省けば省くほど、イラスト制作の時間にあてることができます。
本記事では左手デバイスが一体どんなもので、何ができて、どう便利なのかについて紹介します!
左手デバイスとは?
左手デバイスとは簡単に言うと、パソコン用のリモコンのことです。
ただ普通のリモコンとは違い、好きなボタンに好きな機能を配置することができます。
ツールを切り替えるとき、キーボードを使っていますか?
ディスプレイ上のツールボタンをペンタブでタップしていますか?
キャンバスの拡大縮小や回転はどのようにやっているでしょうか?
これらの機能を自由に詰め込むことができるリモコン、それが左手デバイスです。
左手デバイスのここが便利なんです
左手デバイスはパソコン用のリモコンだと先ほど説明しました。
それではその左手デバイスをどうやって使うのか、どんなことができるのかを紹介していきます。
楽な姿勢を崩さず作業集中できる
右利き視点にはなりますが、左手デバイスの使い方は以下のようになります。
※ 左利きの方は脳内で左右を入れ替えてお読みください!
左手デバイスの使い方2パターン
- 左手デバイスを左手で握りしめて使う
- 左手デバイスは置いて、その上に左手を添えて使う
左手デバイスを左手で握りしめて使う
左手デバイスを握った状態で、左手は好きな位置に置いて使います。
左手デバイスは置いて、その上に左手を添えて使う
左手デバイスは机やペンタブの上に置いて、その上に左手を置いて使います。
どちらにせよ楽な姿勢を崩さずイラスト制作に集中できます
どちらにするかは完全に自分の好みなので、使いやすいと思った方法で使いましょう!
左利きもご安心ください
左手デバイスという露骨に左利きを排除したようなネーミングになっていますがご安心ください!
中には左右非対称の左手デバイスもありますが、左右対称のものもたくさんあります。
また左右非対称でも、マウスやハサミのように明らかに左利きには使いにくいということもありません。
ノールックで操作できる
キーボードでツールを切り替えるときなど、一度キーボードに目を落とすのではないでしょうか?
左手デバイスは自分で使いやすいようにショートカットを配置できるので、目を落とすことなくノールックで操作をすることができます。
クリスタ以外にも使えちゃいます。
記事の序盤で、左手デバイスはパソコン用のリモコンだと説明しました。
左手デバイスは、アプリごとにショートカットキーを割り当てることができるんです。
画像、動画の編集ソフトやオンラインゲーム、ブラウザなど、何から何まで使うことができます!
左手デバイスのデメリットは?
ここまでひたすら褒めちぎってきた左手デバイスですが、デメリットはあるのでしょうか?
正直「ない」と即答したいところですが、せっかくなのでひねり出してみようと思います。
左手デバイスのデメリット
左手デバイスの不具合や故障の際に作業する気が失せる
もはや必須アイテムなので、これがないともはや作業をする気がなくなります。
もちろん作業はできるのですが、シンプルにやる気がなくなります。
オススメの左手デバイス
自分が持っているペンタブと同じメーカーの左手デバイスを買っておくのが安牌です。
以下の商品は各ペンタブメーカーの左手デバイスです。
とは言え選択肢は多いので、いくつか選ぶポイントを紹介しておきます。
左手デバイスの選ぶポイント
- ホイール付きのもの
- ボタンは少ないより多いもの
- 使いやすそうな形状をしているもの
- 使用している端末のOSが対応しているもの
※イラスト制作視点でのポイントです
特にホイールは、キャンバスの拡縮や回転に重宝するので、絶対にホイール付きを選びましょう。
左手デバイスにはさまざまな形状がありますが、それはイラスト制作だけでなく他の用途に特化した形状もあるためです。そういう意味も含めて、ペンタブメーカーの左手デバイスをオススメしています。
どれか1つをオススメするなら
左手デバイスについては何も書かれていませんが、クリスタは動作環境ページでWacomのペンタブを推奨しています。
また僕自身Wacom信者なので、どれか1つ挙げるとすればWacomの左手デバイス「ExpressKey Remote」をオススメします。
少し値は張りますが、重量感や質、反応速度やサイズ感など、文句なしの逸品です。
チリも積もれば山となる
以上左手デバイスについての紹介でした。
最後に伝えておきたいことがあります。
じつはキーボードを使ってツールを切り替えるか、左手デバイスで切り替えるか、ハッキリ言ってコンマ数秒の誤差でしかありません。
ただ左手デバイスは、このコンマ数秒を百回、千回、何万回と繰り返していくうちに、圧倒的な作業時間の差を生み出してくれるんです。
無駄な時間を1秒でも省き絵に集中することが上達への近道です!
それでは、楽しいお絵描きライフを!
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