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【クリスタ】ドット絵の描き方と使い方!拡大のぼやけを回避する方法

【クリスタ】ドット絵の描き方と使い方!拡大のぼやけを回避する方法
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こんにちは!漫画家の亀山大河です!
僕は現在「史上最最強の魔法剣士、Fランク冒険者に転生する(原作:柑橘ゆすら)」を連載しています。

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史上最強の魔法剣士、Fランク冒険者に転生する
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「ピクセルアートを描きたい!」
「このイラストをドット絵にしたい!」

できます!それもかんたんに!

亀山大河
ほら!!!

今回はクリスタでドット絵を描く方法を紹介します。
※ アニメーションについての内容は含まれません

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クリスタ(クリップスタジオペイント)とは、プロも愛用する人気No.1のイラスト・マンガ制作ソフトです。
イラストソフトはクリスタが一択な5つの理由
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本記事では元になるイラストを用意してそれをドット絵化していますが、元絵を用意せずいきなり描き始めてもOKなのでご安心ください。

目次

ドット絵の描き方

ドット絵は描き方さえわかっていれば難しくはありません

さっそくやっていきましょう!

キャンバスを作成する

まずはキャンバスを用意します。

新規キャンバス作成画面

ここで大事なのがキャンバスサイズ

どのレベルのドット絵を作りたいかでキャンバスサイズが変わります。

亀山大河
と言われてもなかなか何ピクセルがいいのかわからないですよね

おおよそ一辺が2の累乗pxで描かれることが多いです。

解像度は72dpiでOK!

よくあるドット絵のサイズ

  • 16px ✕ 16px(古代のゲームレベルのドット絵)
  • 32px ✕ 32px(ほどよいドット絵)
  • 64px ✕ 64px(ちょっと細かいドット絵)
各キャンバス参考例

ただ128pxになってくるとドットの数もかなり多くなってくるので、下手するとドット絵ではなくただ画質の荒いイラストに見えてしまうことも。

亀山大河
今回僕は64pxで描いていきます!

どのサイズにせよ普段使うキャンバスサイズと比べると激ミニキャンバスが作成されます。

この激ミニキャンバスを激拡大してドット絵を描いていきます。

グリッドを1px単位で表示させる

普通のイラストとは違い、ドット絵は1px単位で気を使う必要があります。

そのため、1pxごとのグリッド線を表示した状態でドット絵を描いていきます。

グリッドの設定方法

[表示]メニューの[グリッド・ルーラーの設定]をクリック

また[グリッド]の項目にチェックが入っていないと設定してもグリッドがでてこないので、[グリッド]には必ずチェックを入れておきましょう。

グリッド・ルーラーの設定画面が開くので、以下のように設定します。

1px単位のグリッド設定

間隔:1px
分割数:1

キャンバスの左上に、謎に不安にさせてくる赤いバツ印がありますが、これはグリッド・ルーラーの原点なので期にしなくてOK

これで[OK]をクリックすることでキャンバスの準備完了です。

ドット絵で使うペンと消しゴムについて

このキャンバスでドット絵を描いていくのですが、ドット絵にピッタリのペンが標準搭載されています。

それがペンツールのマーカーにある[ドットペン]です。

ドットペンは太さも濃さも常に一定で、1pxの幅で描写することができます。

また細かな部分を消したいときは、ドットペンを透明にして使うことでも対応できます。

ドット化するイラストを読み込む

参考にするドット絵をキャンバスに読み込ませます。

キャンバスに画像を読み込ませる方法

  • [ファイル]メニューの[読み込み]から[画像をクリック]
  • 読み込ませるファイルを選択
  • サイズを調整する
  • ラスタライズする

一応これが正規ルート感ありますが、めんどいので画像を適当にドラッグしたり、コピペしたりでもってきてOKです。

今回僕はこのイラストを読み込ませていきます。

すると読み込ませてからサイズをかなり縮小することになるので、強制的にある程度ドット絵っぽくなります。

元のイラストを下描きにして描く or そのまま修正する

ドット絵に近いものになったので、色を薄くして下描きにするのもよし、これを修正してそのままドッド絵に使うもよし。

両方のパターンを軽く見ていきましょう。

元のイラストを下描きにして描く

元のイラストを少し薄くして、その上にレイヤーを作成しなぞるように描いていく方法です。

元のイラストをそのまま修正する

元のイラストに直接ペンを入れ修正をしていく方法です。手を抜けます。

亀山大河
どちらかお好きな方で描いていきましょう!

これで完成…?

完成したと思いきや、そのまま書き出しても実はドット絵はそのまま使うことができません

なぜなら「あまりにも小さすぎる」からです。

これの何がいけないのかというと、拡大するとほとんどの場合ぼやけてしまうからです。

64✕64原寸画像を拡大

せっかく描いたドット絵なのに、ただのぼやけた絵に成り下がってしまっています。

これは仕方がないことで、小さなサイズの画像をできる限り画質を保って拡大しようとすると、どうしても画像をぼやけさせざるを得ないんです。

亀山大河
それではこの拡大と同時にぼやけてしまうドット絵を一緒に回避していきましょう!

ぼやけさせずに拡大する方法

あらかじめこちらの指定した拡大方法でドット絵を拡大させておくことで、ぼやけさせることなく拡大させることができます。

ドット絵を拡大させる方法

  • [編集]メニューの[解像度を変更]をクリック
  • 補間方法を[ハードな輪郭(ニアレストネイバー法)]に変更する
  • 倍率を上げてサイズを適当に大きくして[OK]をクリック

サイズは一辺500px程度あればほとんどの場合問題はないかと思います。

亀山大河
僕は倍率を10倍にして640pxにしました!一辺32pxのドット絵の場合は20倍ですね!

ただサイズより何より大事なのは補間方法です。

これで[OK]を押せば、晴れて大きなサイズのドット絵ができあがります。

みなさんのドット絵がどうなっているかわかりませんが、僕は高さ64pxを余すことなく使ってしまったので、上下の余白がない状態になっています。

余白がないとちょっと使いにくいので、余白を入れていきましょう。

ドット絵の周囲に余白を入れる方法

さきほどの解像度を上げる方法とは違い、キャンバスサイズだけを大きくすることで周りに余白を足すことができます。

キャンバスサイズを大きくする方法

  • [編集]メニューの[キャンバスサイズを変更]をクリック
  • 適当に幅と高さを均等に広げて[OK]をクリック

このとき基準点が真ん中にあると上下と左右それぞれ均等に広がります。

これで設定が完了したらあとは[OK]をクリックしてドット絵の完成です!

亀山大河
あとは書き出して自由に使うだけです!

ドット絵でお手軽アニメーションも!

お疲れ様でした!いい感じのドット絵は完成しましたか?

ドット絵はちょっとしたアニメーションと相性がよく、2パターン作って繰り返すだけでかわいく動いてくれます

亀山大河
イラスト自体複雑でもないので、その2パターンもあっという間に作れます!

クリスタではキャンバス作成時に[うごくイラストを作る]にチェックを入れることで簡単にちょっとしたアニメーションが作れちゃいます。

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あっという間にシンプルかわいいイラストが作れるドット絵、ぜひいろんなイラストにチャレンジしてみてください!

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