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【クリスタ】ブラシごとに筆圧レベルの設定を変更して保存しよう!

【クリスタ】ブラシごとに筆圧レベルの設定を変更して保存しよう!
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こんにちは!漫画家の亀山大河です!
僕は現在「史上最最強の魔法剣士、Fランク冒険者に転生する(原作:柑橘ゆすら)」を連載しています。

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史上最強の魔法剣士、Fランク冒険者に転生する
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「この筆だけ筆圧レベルを変えたい…」
「用途に応じていくつか筆圧レベルの違うペンを用意しておきたい!」

クリスタを使っていて、こんなことはありませんか?

クリスタ(クリップスタジオペイント)とは、プロも愛用する人気No.1のイラスト・マンガ制作ソフトです。
イラストソフトはクリスタが一択な5つの理由
【CPIP STUDIO PAINT 公式サイト】

クリスタではペンタブの筆圧検知レベルを設定することができます。そして筆圧レベルの設定は、描画全体の標準設定だけではなく、ブラシごとに設定することができるんです!

亀山大河
ひとくくりにブラシと言っていますが、ペンや鉛筆、筆、消しゴムなどが含まれています!

用途に応じたペンをいくつも用意しておいたり、ちょっと変わったペンを遊びで制作してみたり、とても便利で楽しい機能です。

今回遊びで作ったブラシ

本記事では、ブラシごとに筆圧レベルを設定する方法を紹介します。

描画全体の筆圧検知レベル設定は以下の記事で紹介しています。

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【クリスタ】ペンタブを自分にあった筆圧検知レベルに設定しよう! 筆圧は人により千差万別ですが、筆圧検知レベルの初期設定値はみんな同じなので、今描いている線画はおそらく最適ではありません。筆圧レベルを自分仕様にカスタマイズすることで、理想の線画を描くことができるようになり、シンプルにイラストのクオリティが上がります。本記事ではクリスタでの筆圧検知レベル設定方法を紹介しています。
目次

ブラシごとの筆圧設定方法

さっそくブラシごとに筆圧を設定する手順を紹介していきます!

ブラシ別筆圧設定方法

  • 筆圧レベルを変えたいブラシを複製する
  • ブラシを選択した状態で[サブツール詳細]画面を開く
  • [ブラシサイズ]右側のチェックが二重になったボタンをクリック
  • 左下の[筆圧設定]グラフを調整する
  • [全設定を初期設定に登録]をクリック

それでは順を追って見ていきましょう!

筆圧レベルを変えたいブラシを複製する

既存のブラシの筆圧レベルを変えたいだけならこのステップは飛ばしてOK

今回僕は新しく筆圧レベルの違うGペンを作りたいので、Gペンを複製してその複製したGペンの筆圧レベル設定を調整していきます。

ブラシの複製方法

  • 複製したいブラシを右クリック
  • [サブツールの複製]をクリック
  • 任意の名前に変更し[OK]をクリック
左:複製前 右:複製後

それではこの「Gペン(テスト)」の筆圧レベルを設定していきます!

ブラシを選択した状態で[サブツール詳細]画面を開く

筆圧レベルを変更したいブラシを選択し、[ツールプロパティ]右下のスパナ(工具)アイコンをクリックします。

「スパナ」をクリック

すると新しく[サブツール詳細]画面が開きます。

[ブラシサイズ]右側のチェックが二重になったボタンをクリックする

[サブツール詳細]にある[ブラシサイズ] 右側のチェックが二重になったボタンをクリックします。

すると新しく[ブラシサイズ影響元設定]画面が開き、画面左下に[筆圧設定]グラフがあります!

左下の[筆圧設定]グラフを調整する

[ブラシサイズ影響元設定]左下にある[筆圧設定]グラフを好みの形に調整していきます。

グラフを見る方法と調整する方法については、以下の通りです。
※画像は[筆圧検知レベルの調節]画面からの流用なので若干画面が異なります

グラフの見方

縦軸:出力(キャンバスに描かれる線の太さ)
横軸:筆圧の強さ

グラフの見方(縦軸は出力(キャンバスに描かれる線の太さ)、横軸は筆圧の強さ)

グラフの操作方法

  • 点を動かす
    点をドラッグする
  • 点を増やす
    グラフ内でクリックする
  • 点を削除する
    点をグラフ外までドラッグする
グラフの操作方法

これらの操作方法は下記の記事からの流用なので、詳細はリンクからご覧ください。
オススメのグラフの形なども紹介しています!

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また調整時、一時的にブラシサイズを大きくしておくと、どのようなブラシになるのか結果が見やすくなるのでオススメです。

気に入った調整ができたら、その状態を記憶させましょう!

[全設定を初期設定に登録]をクリックする

せっかくの調整が消えてしまわないよう設定を記憶させておきましょう!

[サブツール詳細]画面右下の[全設定を初期設定に登録]をクリックします。

じつはわざわざ[サブツール詳細]を開かなくても、筆圧設定は[ツールプロパティ]から設定できるのですが、[ツールプロパティ]からは初期設定の登録ができないのであえて当ブログでは[サブツール詳細]から筆圧設定を行いました。

ブラシの設定を一時的に保持しておきたい場合は

設定を変更したブラシは、完全に新しいブラシとして生まれ変わります。

「ずっとは使わないけど一時的に設定を記憶させておきたい!」

というときに役立つのがロック機能です。

ブラシのツールプロパティ

設定を変更してからロックしておくことで、ロックを解除しない限りずっと設定を保持してくれます。

ロックの仕様

  • ロック後も設定の変更は可能
  • ロック後に変更した設定は、ブラシを変更したり、クリスタを閉じたりするとロック時の設定に戻る

ブラシを増やして表現の幅を広げよう!

以上がブラシごとに筆圧レベルを設定する方法でした!

亀山大河
お気に入りのブラシは完成しましたか?

使用頻度は多くはないかもしれませんが、ブラシごとに筆圧レベルを設定すると使えるブラシが増え、自分の表現の幅が広がることになります。

「もう少しこんなブラシにならないかな…」
「筆圧設定をこんな形のグラフにしたらどうなるかな!?」

と試行錯誤を繰り返し、自分用にカスタマイズされた激強ブラシを作っちゃいましょう!

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